一般社団法人 日本脳神経外科学会 第76回 学術集会

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ー脳科学の近未来ー i知の創出

ご挨拶

今般、(一社)日本脳神経外科学会第76回学術総会の会長を仰せつかり、2017年(平成29年)10月12日〜14日の3日間、名古屋市内の名古屋国際会議場にて開催する運びとなりました。身に余る光栄と存じておりますと共に、本会を成功させるべくその責務の重大さに身の引き締まる思いであります。現在、名古屋大学脳神経外科教室員及び同門一同一丸となって鋭意開催の準備に携わっております。

本会は、1948年に斎藤眞会長の下、新潟で開催された第48回日本外科学会総会に併催された第1回日本脳・神経外科研究会がその起源であります。その後、会員数は会を重ねる度に増加し、第1回の演題総数26題に対し、本年開催された第75回総会(会長:鈴木倫保先生)では、演題総数2,500余題、参加者は5700名を越え、会員総数9,400余名を擁する程の学会に成長致しました。内容も、特別講演、文化講演、教育講演、シンポジウム、ビデオセッション、ハンズオンセミナー、特別講習会等の新たな企画が次々と編み出され、脳神経外科学全般を網羅した内容の豊富さは他の学会には類を見ない構成となっております。一方、各種脳神経疾患に対する薬剤の多様化、新薬開発、また、診断機器、手術機器、手術支援機器の開発の歩みも多種多様であり、学会参加者と情報共有できる本学会は参画される企業様にとっても有意義な会に成長してきていると確信しています。第76回学術総会でも会員による活発な討論を期待するとともに、積極的な情報交換、交流の場を設けたいと存じており、“i 知の創出(脳科学の近未来)”(Novos Philososhia-Neuroscience in the near-future)のメインタイトルのもと、特色ある各種企画の開催を検討しております。文化講演・学術講演・教育講演等も各種企画を検討しておりますが、小生の30余年来の旧友であるJames Thomas Rutka(JNS Editor-in-Chief, University of Toronto, Canada)先生には、“Paediatric Neurosurgery; Entering a brave new world”をご講演戴く予定です。特別企画としては、”International symposium”(グローバル化する脳神経外科医療)、”Intelligence symposium”(知性が結集する脳神経外科医療)、”Inspiration symposium”(創造・想像する脳神経外科医療)、”Innovation symposium”(技術革新を目指す脳神経外科医療)、”Integration symposium”(統合化する脳神経外科医療)と銘打った5つの” i-Symposium”を設け、最新情報の共有と熱い討論を繰り広げたいと考えております。その他にも、特別(コントロバーシー)シンポジウム、ビデオシンポジウム、各種セミナー、ジョイント企画、ハンズオンセミナー、等を企画するとともに、ポスターセッションも十分に討議が出来るように時間帯に配慮を検討しております。また、サテライト企画として、日米欧脳神経最先端科学会議(10月11日:於 名古屋市能楽堂)、市民公開講座(10月14日午後:於 名古屋大学ES館)等を検討しております。これらの企画が、会員及び市民の皆様の期待に応えられ、企画の夢が新たな知の創出へと進められるのかは、参加していただく皆様の多大なご支援とご協力あってこそと思われます。どうか皆様の積極的なご参集と熱い討論を心よりお待ち申し上げております。

一般社団法人日本脳神経外科学会第76回学術総会
           会長 若林 俊彦
(名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経外科 教授)